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座標・ベクトルの公式集

Kanapedia 数学 · 2026-11-03

平面の距離、直線、円、内積と面積の公式をまとめます。位置ベクトルと自由ベクトル、長さと長さの平方、内分比の対応を区別します。

2点間の距離

AB=(x2−x1)2+(y2−y1)2AB=\sqrt{(x_2-x_1)^2+(y_2-y_1)^2}

条件:A=(x1,y1),B=(x2,y2)A=(x_1,y_1),B=(x_2,y_2) は直交座標上の点。

3次元では (z2−z1)2(z_2-z_1)^2 を加える。

例:(1,2)(1,2) と (4,6)(4,6) の距離は5。

中点と内分点

M=A+B2,P=nA+mBm+nM=\frac{A+B}{2},\qquad P=\frac{nA+mB}{m+n}

条件:AP:PB=m:n, m,n>0AP:PB=m:n,\ m,n>0。点は位置ベクトルとして計算。

A側の距離比mはBの係数になる。

例:A=(0,0),B=(6,3),m:n=1:2A=(0,0),B=(6,3),m:n=1:2 なら P=(2,1)P=(2,1)。

ベクトルの内積

a⋅b=∑iaibi=∣a∣∣b∣cos⁡θ\mathbf a\cdot\mathbf b=\sum_i a_ib_i=|\mathbf a||\mathbf b|\cos\theta

条件:実数のユークリッド空間。角度表示には両ベクトルが0でないことが必要。

垂直性、射影、角度の計算に使う。

例:(1,2)⋅(3,−1)=1(1,2)\cdot(3,-1)=1。

ノルムの平方

∣a±b∣2=∣a∣2±2a⋅b+∣b∣2|\mathbf a\pm\mathbf b|^2=|\mathbf a|^2\pm2\mathbf a\cdot\mathbf b+|\mathbf b|^2

条件:実数のユークリッド空間。

長さ自体が成分の和になるわけではない。

例:a⊥b\mathbf a\perp\mathbf b なら ∣a+b∣2=∣a∣2+∣b∣2|\mathbf a+\mathbf b|^2=|\mathbf a|^2+|\mathbf b|^2。

正射影

proj⁡ba=a⋅b∣b∣2b\operatorname{proj}_{\mathbf b}\mathbf a=\frac{\mathbf a\cdot\mathbf b}{|\mathbf b|^2}\mathbf b

条件:b≠0\mathbf b\ne\mathbf0。

射影ベクトルと、符号付きの射影の長さを区別する。

例:(2,3)(2,3) のx軸への正射影は (2,0)(2,0)。

2点を通る直線

(y−y1)(x2−x1)=(x−x1)(y2−y1)(y-y_1)(x_2-x_1)=(x-x_1)(y_2-y_1)

条件:相異なる2点 A=(x1,y1),B=(x2,y2)A=(x_1,y_1),B=(x_2,y_2)。

傾きで割らない形なので垂直な直線にも使える。

例:(2,1)(2,1) と (2,5)(2,5) を通る直線は x=2x=2。

点と直線の距離

d=∣ax0+by0+c∣a2+b2d=\frac{|ax_0+by_0+c|}{\sqrt{a^2+b^2}}

条件:直線 ax+by+c=0ax+by+c=0、a,ba,b は同時に0でない。点は (x0,y0)(x_0,y_0)。

分子の絶対値を忘れない。

例:原点と 3x+4y−10=03x+4y-10=0 の距離は2。

円の方程式

(x−a)2+(y−b)2=r2(x-a)^2+(y-b)^2=r^2

条件:中心 (a,b)(a,b)、半径 r>0r>0。

平方完成すると中心と半径を読み取れる。

例:x2+y2−4x+6y=3x^2+y^2-4x+6y=3 は中心 (2,−3)(2,-3)、半径4。

座標で求める三角形の面積

S=12∣uxvy−uyvx∣S=\frac12|u_xv_y-u_yv_x|

条件:u,v\mathbf u,\mathbf v は同じ頂点から出る2辺。

絶対値を外すと向き付き面積。平行なら面積0。

例:u=(3,1),v=(1,4)\mathbf u=(3,1),\mathbf v=(1,4) なら S=11/2S=11/2。

直線のベクトル表示

x=p+tv\mathbf x=\mathbf p+t\mathbf v

条件:t∈R, v≠0t\in\mathbb R,\ \mathbf v\ne\mathbf0。p\mathbf p は通る点の位置ベクトル。

線分なら v=q−p\mathbf v=\mathbf q-\mathbf p として 0≤t≤10\le t\le1 に制限する。

例:(x,y)=(1,2)+t(2,−1)(x,y)=(1,2)+t(2,-1) は x+2y=5x+2y=5。

確認問題

A=(1,2),B=(7,5)A=(1,2), B=(7,5) を AP:PB=1:2AP:PB=1:2 に内分する PP を求めてください。

解答と考え方を見る

P=(2A+B)/3=((2+7)/3,(4+5)/3)=(3,3)P=(2A+B)/3=((2+7)/3,(4+5)/3)=(3,3)。Aに近い点なので、Aの係数が大きくなります。

参考資料・次に読む資料

資料確認日:2026-11-03。