微分・積分の公式集
基本関数の微分・積分から合成関数、置換積分、部分積分までをまとめます。三角関数の変数はラジアン、不定積分の定数はCとします。
べき関数と線形性の微分
条件:一般の実数 では 。正整数 の多項式は全実数。 は定数として微分し0。 は定数。
定数の微分は0。係数と指数の役割を区別する。
例:。
積と商の微分
条件: は微分可能。商の公式では 。
積の微分を微分どうしの積にしない。
例:。
合成関数の微分
条件:内側gがxで微分可能、外側fがg(x)で微分可能。
外側を微分した後、内側の微分を掛ける。
例:。
指数・対数の微分
条件:。 は の各区間で考える。
自然対数以外には底による係数が付く。
例:()。
三角関数の微分
条件: はラジアン。正接は 。
度数法の変数をそのまま代入しない。
例:。
べき関数と対数の積分
条件:一般の実数指数では 。 は0を含まない区間。
不定積分は原始関数の集まり。Cは区間ごとの任意定数。
例:()。
指数・三角関数の積分
条件:三角関数はラジアン。
微分して元の被積分関数に戻るかを確認する。
例:。
置換積分
条件:gは区間上で連続微分可能、fはgの値域を含む区間で連続。
変数を変えたら積分区間と微分要素も変える。
例:。
部分積分
条件:f,gは閉区間上で連続微分可能とする。
積の微分を積分した公式。境界項を忘れない。
例:。
微積分の基本定理
条件:fは閉区間で連続、Fはその原始関数。微分の式は区間の内部で成立。
面積の蓄積と変化率を結ぶ。符号付き積分と幾何学的面積は区別する。
例:。
確認問題
を求めてください。べき関数の積分公式をそのまま使えますか。
解答と考え方を見る
指数が なので は使えません。 です。
参考資料・次に読む資料
- MIT OCW:Single Variable Calculus微分、平均値の定理、積分と微積分の基本定理を学ぶ講義。
資料確認日:2026-11-03。