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困難と判断についての名言

Kanapedia 格言・名言カテゴリ · 2026-11-06

エピクテトスの言葉から、自分が働き掛けられる部分と、結果を直接決められない部分を分けて考える。

言葉と出典

参照文(歴史的英訳):Some things are in our control and others not.

現代日本語訳(本サイト):私たちの働きに属するものもあれば、そうでないものもある。

出典・話者:エピクテトスの教え/『提要』第1節/Elizabeth Carter英訳

参照文(歴史的英訳):Men are disturbed, not by things, but by the principles and notions which they form concerning things.

現代日本語訳(本サイト):人を乱すのは、物事そのものではなく、物事について抱く判断や考えである。

出典・話者:エピクテトスの教え/『提要』第5節/Elizabeth Carter英訳

文脈と意味

『提要』は、エピクテトスの教えをアリアノスがまとめたものとされる。「自分に属するもの」は、現代の意味で出来事を完全に操作できるというより、自分の判断や選択の領域を指す。

第5節は判断の働きを強調する強い表現である。現実の被害の存在を否定する結論へ短絡せず、判断に注目する古代哲学の立場として読む。

日常で考える例

面接の結果は自分だけでは決められないが、準備や質問への答え方は改善できる。結果への不安を、次に行う準備へ分け直す例である。

予定が崩れたとき、起きた事実と「すべて失敗だ」という評価を別に書くと、残っている選択肢を見つけやすい。

当てはめるときの限界

被害、病気、貧困が本人の考え方だけで生じるという意味に拡張しない。危険な環境を変えたり、支援を求めたりする行動も選択に含まれる。古代哲学の言葉は治療の代わりではない。

確認問題

自分で決められない結果があるなら、準備も無意味か。

解答と考え方を見る

無意味ではない。結果の保証と、自分が行える準備や相談の価値を分けて考える。

参考資料・次に読む資料

資料確認日:2026-11-06。