知ること・自分を知ることの名言
自分が知る範囲と、判断の根拠を、孔子・デカルト・ミルの言葉から考える。
知らないことを認める
孔子の「知之為知之、不知為不知、是知也」は、分からないことを分かるように装わない姿勢を示す。学ぶことを放棄する宣言ではない。
確実な出発点を探す
デカルトの「私は考える、それゆえ私は存在する」は、徹底して疑った後にも残る確実性を探す議論の一部である。
反対の理由を知る
ミルは、自分の側の言い分だけを知っていても、それを十分に理解していないと述べる。反対意見の最も強い理由を確認することが役立つ。
使える場面
結論、確信の程度、判断に足りない情報を別々に書き出す。慎重であることと、いつまでも決めないことは同じではない。
確認問題
格言だけで、すべての状況に同じ助言をしてよいか。
解答と考え方を見る
前提と文脈、相手の条件を確かめる必要がある。短い言葉は判断を考える入口である。
参考資料・次に読む資料
- 『論語』為政第二(中国哲学書電子化計画)第11・15・17章。漢文の本文を参照。現代語訳は本サイトによる。
- デカルト『方法序説』/John Veitch英訳第1・2・4部。フランス語原著の歴史的英訳。
- J. S. Mill, On Liberty(Project Gutenberg)1859年。第1章の自由の原則と第4章の他者への影響の区別。
資料確認日:2026-11-06。