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1人当たりGDPと購買力平価

Kanapedia 世界の統計カテゴリ · 2026-11-03

1人当たりGDPの購買力平価換算値は、経済で生み出される付加価値の規模を、人口と物価水準の違いを考慮して比べる指標です。ここでは当年の国際ドルを用います。個人の給与、家計の手取り、幸福度をそのまま表す数字ではありません。

世界の統計を比較する

1人当たりGDP(PPP):2024年。単位:当年の国際ドル/人。取得日:2026-11-03。

物価水準の差を調整した1人当たりGDPです。給与・中央値ではありません。当年価格なので年次推移は実質成長率を表しません。

全指標のCSV · World Bank WDIの出典

1人当たりGDP(PPP) 2024年
国・地域値年
ルクセンブルク156,0792024
シンガポール153,1612024
アイルランド140,7792024
マカオ127,1442024
カタール126,7132024
バミューダ118,7282024
ノルウェー105,6572024
スイス97,4682024
ケイマン諸島92,2012024
ブルネイ90,0102024
アメリカ合衆国86,1702024
オランダ85,2182024
アイスランド83,5612024
フェロー諸島82,0892024
デンマーク80,9382024
ガイアナ80,2712024
アラブ首長国連邦79,3442024
オーストリア75,7742024
アンドラ75,3952024
香港75,3422024
ベルギー74,2252024
ドイツ73,9572024
オーストラリア72,1182024
サウジアラビア71,9362024
スウェーデン71,2222024
マルタ70,0632024
バーレーン67,2302024
カナダ65,4832024
フィンランド65,1372024
キプロス63,0072024
イギリス62,8392024
フランス62,5252024
イタリア62,2932024
韓国61,0512024
スペイン58,0642024
チェコ57,6252024
スロベニア57,5712024
イスラエル57,2782024
ニュージーランド55,7942024
リトアニア55,6992024
日本54,1562024
シント・マールテン53,8472024
クウェート53,1192024
ポルトガル52,5132024
アルバ51,7122024
ポーランド51,2632024
エストニア50,3962024
プエルトリコ50,3332024
クロアチア49,5512024
ルーマニア49,0772024
ハンガリー48,5402024
スロバキア47,8472024
ロシア47,6862024
トルコ45,1232024
ギリシャ44,1712024
ラトビア43,8732024
ブルガリア41,9702024
オマーン41,8012024
パナマ41,4302024
バハマ41,2582024
カザフスタン40,9502024
マレーシア38,8362024
タークス・カイコス諸島38,0102024
ウルグアイ36,5972024
トリニダード・トバゴ36,3812024
チリ36,0712024
セントクリストファー・ネーヴィス34,8972024
モンテネグロ34,0632024
アンティグア・バーブーダ33,3522024
セーシェル33,3392024
ベラルーシ33,1662024
セルビア32,8322024
キュラソー32,7412024
モーリシャス31,6972024
コスタリカ31,5522024
アルゼンチン30,4752024
セントルシア28,1172024
ドミニカ共和国27,5822024
ジョージア27,4872024
中国27,1402024
北マケドニア26,9962024
アルバニア26,7022024
モルディブ26,2212024
メキシコ25,8202024
ボスニア・ヘルツェゴビナ25,1482024
アゼルバイジャン25,1462024
タイ24,9092024
バルバドス24,5402024
アルメニア22,8562024
コロンビア22,4392024
ブラジル22,3712024
スリナム21,8322024
ガボン21,5412024
ドミニカ国21,3322024
セントビンセント及びグレナディーン諸島21,3032024
パラオ21,0592024
トルクメニスタン21,0262024
ボツワナ20,6122024
グレナダ19,9032024
イラン19,9032024
モンゴル19,1732024
エジプト19,1222024
モルドバ18,6622024
ウクライナ18,6362024
パラグアイ18,6322024
コソボ17,8902024
ペルー17,8822024
ブータン17,7622024
アルジェリア17,6462024
赤道ギニア17,0722024
インドネシア16,4722024
ベトナム16,3882024
エクアドル15,8482024
スリランカ15,7012024
南アフリカ15,4792024
フィジー15,4732024
チュニジア14,5422024
イラク14,4852024
グアテマラ14,3932024
ベリーズ14,3672024
リビア14,3252024
ナウル13,6122024
エルサルバドル13,2582024
ジャマイカ12,9092024
ボリビア12,8962024
ウズベキスタン12,5182024
レバノン11,9172024
ヨルダン11,9162024
エスワティニ11,8232024
フィリピン11,8142024
ナミビア11,6982024
カーボベルデ11,1852024
インド10,7192024
モロッコ10,4302024
アンゴラ9,9642024
ラオス9,7902024
バングラデシュ9,6612024
ナイジェリア9,1002024
サモア8,7512024
ニカラグア8,7212024
マーシャル諸島8,2382024
キルギス8,2082024
トンガ8,1742024
ガーナ8,0512024
カンボジア7,9822024
ジブチ7,8222024
コートジボワール7,6802024
ホンジュラス7,5032024
モーリタニア7,3792024
コンゴ共和国7,0042024
ケニア6,6502024
ツバル6,3662024
サントメ・プリンシペ6,2742024
パキスタン6,2632024
ミャンマー (ビルマ)6,0062024
ジンバブエ5,9332024
ネパール5,7462024
カメルーン5,5972024
タジキスタン5,4142024
セネガル5,0972024
パプアニューギニア4,8872024
パレスチナ(ヨルダン川西岸・ガザ)4,7712024
ギニア4,5722024
ミクロネシア連邦4,4522024
ベナン4,4412024
東ティモール4,4292024
バヌアツ4,3682024
タンザニア4,2272024
ザンビア4,2212024
コモロ4,0482024
トーゴ3,8152024
ルワンダ3,7852024
キリバス3,7282024
シエラレオネ3,5272024
ガンビア3,4812024
マリ3,3222024
エチオピア3,2922024
ウガンダ3,2782024
ハイチ3,1692024
ギニアビサウ3,0932024
レソト3,0712024
ブルキナファソ2,9012024
チャド2,7672024
ソロモン諸島2,6792024
アフガニスタン2,2362024
スーダン2,1192024
ニジェール2,0442024
マダガスカル1,8892024
リベリア1,8742024
マラウイ1,8602024
コンゴ民主共和国1,8232024
モザンビーク1,7082024
ソマリア1,6042024
中央アフリカ共和国1,2652024
ブルンジ1,1932024
米領サモア—2024
チャネル諸島—2024
キューバ—2024
エリトリア—2024
ジブラルタル—2024
グリーンランド—2024
グアム—2024
マン島—2024
リヒテンシュタイン—2024
サン・マルタン—2024
モナコ—2024
北マリアナ諸島—2024
ニューカレドニア—2024
北朝鮮—2024
仏領ポリネシア—2024
サンマリノ—2024
南スーダン—2024
シリア—2024
ベネズエラ—2024
英領ヴァージン諸島—2024
米領ヴァージン諸島—2024
イエメン—2024

—は欠測です。出典:The World Bank, World Development Indicators(CC BY 4.0)。

架空の地域Aは100万人で総額100億円、地域Bは20万人で総額40億円。総額ではAが大きいが、1人当たりにするとAは1万円、Bは2万円となり順序が逆転する。
総量と1人当たりでは、順位が変わる総量は規模を、1人当たりは平均的な水準を調べるときに役立ちます。両方の図で単位と横方向の尺度が違うため、別の図の棒の長さをそのまま比較しません。国際比較では通貨や価格基準もそろえ、平均だけで分配の状況を判断しないことが大切です。図を拡大参考:世界銀行:WDI Sources and Methods

GDPを人口で割って比べる

GDPは一定期間に域内で生まれた付加価値の総額です。総額だけでは人口の大きな経済ほど大きくなりやすいため、1人当たりに直すと別の側面が見えます。架空のGDPが1兆国際ドル、人口が5,000万人なら、1人当たりは2万国際ドルです。ただしこれはGDPを均等に配った計算上の平均で、住民全員が同じ額を受け取っているわけではありません。

PPPは物価水準をそろえる換算

同じような物やサービスを買う費用は地域によって違います。購買力平価は、比較可能な財・サービスの価格を用いて通貨間の購買力をそろえる換算係数です。市場の為替レートだけで比べる場合とは結果が異なります。国際ドルはこの比較のための単位で、銀行でそのまま交換できる通貨ではありません。渡航時の予算や海外送金には実際の為替・価格の確認が必要です。

現在価格の系列で実質成長を測らない

当年の国際ドルによる値は、各年の価格条件を含みます。時系列で値が増えても、生産量の増加だけを示すとは限りません。架空の値が2万から2万2,000へ増えても、それだけで実質的な豊かさが10%増したとは断定できません。時間を通じた実質変化には、一定価格のGDPや実質GDP成長率など、目的に合った系列を使います。

平均の高さと暮らしの分布

1人当たりGDPが同程度でも、所得格差、住宅費、税・給付、公共サービス、労働時間は異なります。域内の生産から生じる所得の一部が国外へ向かう場合もあり、住民の所得そのものとは一致しません。家計の生活を調べるなら可処分所得や消費、所得分布等を補足します。環境損失、家事などの無償労働、自由時間も、この一つの数字で十分には捉えられません。

小さな順位差を過大評価しない

PPPは価格調査と国民経済計算を組み合わせる推計で、基準となる国際比較の改定によって過去の値も変わり得ます。近い水準の地域間で順位が一つ違っても、大きな生活差があると結論付けるのは適切ではありません。同じ出典、同じ年、同じ価格基準で比べ、数字の大まかな水準を読むことが大切です。PPPから通貨の適正相場や将来の為替を断定することもできません。

確認問題

1人当たりGDPが4万国際ドルなら、住民全員の年収は4万ドルですか。

解答と考え方を見る

違います。GDPという域内の付加価値の総額を人口で割った平均で、給与や手取り所得の集計ではありません。所得の分布や国外への所得移転等も異なるため、家計の収入とは分けて考えます。

参考資料・次に読む資料

資料確認日:2026-11-03。